渋野日向子「めっちゃ悔しい」30位 お菓子“モグモグ”は復活

[ 2020年11月9日 05:30 ]

女子プロゴルフツアー スポニチ主催TOTOジャパンクラシック最終日 ( 2020年11月8日    茨城県 太平洋クラブ美野里C=6554ヤード、パー72 )

4番、第2打を放ち笑顔の渋野(撮影・沢田 明徳)
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 最終18番で4メートルのバーディーパットを外した渋野は、思わず苦笑いだった。2バーディー、ボギーなしの70。昨年11月の大王製紙エリエール・レディース以来、約1年ぶりノーボギーにも表情は浮かない。「めっちゃ悔しいです。最後のパットも打ち切れてないし本当に情けない」。この日、パーオンを逃したのは1ホールだけ。4番で3メートル、11番で1メートル強を外すなど、ショットでつくったチャンスを決めきれなかった。

 復活の兆しもある。「しぶこ名物」のお菓子を食べる姿。1、2日目は少なかったが、この日は何度もその場面があった。「おなかがすくと集中力が減ってリズムが速くなる」と意識的に食べるようにした。9番パー5でもチョコボールを食べて第3打を2メートルにつけてバーディー。心の余裕が戻り始めた証拠だ。

 次戦の伊藤園レディース最終日にあたる今月15日に、22歳の誕生日を迎える。「21歳ラストサンデーは微妙でしたけど(笑い)。パットで悔しいのは、それだけショットが良かったとポジティブに考えないと」。今度は心からのスマイルを期待したい。 

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