クレルモンは今季2敗目で首位陥落 松島は先発フル出場でトライアシストも ラグビー仏1部リーグ

[ 2020年11月9日 07:22 ]

ラグビーフランス1部リーグ「TOP14」第8節   クレルモン10―19ラロシェル ( 2020年11月8日    ラロシェル )

クレルモンの松島(AP)
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 クレルモンはラロシェルとの首位攻防戦に敗れ、今季2敗目(5勝)を喫して2位に後退。4試合連続で右ウイングで先発した日本代表の松島幸太朗(27)は、フル出場を果たした。

 クレルモンは前半7分にSOロペスのPGで3点を先取したものの、その後は自陣に攻め込まれて規律が乱れ、相手に4連続PGを決められ逆転を許した。前半終了間際にはキックパスからトライを許し、3―19とリードを広げられて折り返した。

 後半5分、敵陣での攻撃で松島からパスを受けた左WTBナナイウィリアムズがラインブレークし、そのまま約25メートル先のインゴールへ。反撃のトライとゴールキックで10―19と得点差を詰めたが、その後は両軍スコアが動かないまま、試合終了となった。

 松島は80分通じて決定機やスペースのある場面でボールを持つシーンがなく、2試合連続でトライなしに終わった。試合終了直前にはキックチャージをめぐって両軍入り乱れてのもみ合いになるなど、松島にとってもチームにとってもストレスのたまる敗戦となった。

 クレルモンの次戦は3戦ぶりのホームとなるリヨン戦(日本時間14日午前5時5分開始)。第8節を終えて3位に付ける好調な相手を迎え、リーグ前半戦の山場となる試合に臨む。

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2020年11月9日のニュース