早実が7度目花園切符 FB山下が奮闘2T!父は早大前監督

[ 2020年11月9日 05:30 ]

全国高校ラグビー代表決定戦 ( 2020年11月8日 )

<国学院久我山・早実>後半31分 トライを決める早実・山下(中央)=撮影・久冨木 修
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 8日に各地で行われ、東京第2地区は早実が30―7で国学院久我山を下し、2年ぶり7度目の全国大会出場を決めた。早実は早大前監督の山下大悟氏(現トップリーグ日野コーチ)を父に持つFB一吹(2年)が後半に2トライを挙げる活躍をした。

 粘り強いディフェンスから、効果的に得点を重ねて花園切符。大谷寛ヘッドコーチは「最初(の10分)失点をしのいだのが大きい。CTB2人のディフェンスを褒めたい」と称えた。14―0で折り返した後半開始直後にFB山下がチーム3トライ目で突き放し、ロスタイムには軽快なステップで相手をかわして30メートル先のインゴールへ。神奈川・桐蔭学園出身の父も花園で活躍しており、「ミスが多く取り返そうと思った。(2トライ目は)勝負して取り切ろうと思った。1カ月半準備して、正月を越したい」と意気込んだ。

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2020年11月9日のニュース