前田マヒナ 脇田、松田との三つどもえ対決制し3回戦突破 ジャパンオープンオブサーフィン

[ 2020年11月2日 18:49 ]

ジャパンオープンオブサーフィン第2日 ( 2020年11月2日    千葉県一宮町釣ケ崎海岸 )

<ジャパンオープンオブサーフィン>女子3回戦 ターンで水しぶきを上げる前田マヒナ
Photo By 共同

 女子3回戦が行われ、昨年のワールドゲームズ(WG、世界選手権に相当)日本代表の前田マヒナ(22)が、同じく代表だった脇田紗良(18)、東京五輪条件付き出場権を得ている松田詩野(18)を抑え、11・30点(7・17、4・13)で1位通過した。

 切れ味鋭いターンを武器に、1本目から7・17点をマークした前田。三つどもえの戦いを制し「7点の波に乗れたのはラッキーだった」と話した。

 ハワイを拠点にしている前田の今年の目標は「マウイ島のでかい波に乗る」こと。そのためにコーチを替え、身体を大きくするためにフードトレーニングも取り入れた。昨年チャンピオンシップツアー(CT)参戦にあと一歩届かなかったことを振り返り、「五輪も1年延期になった。この時間を目指して、がっつりCTを目指したい」と意気込んだ。

 コロナ禍でもハワイでは、サーフィンだけをすることは許されていたという。サーフボードを持っていれば問題は無いが、「友達は何人かで集まって波チェックしてたら、警察に捕まったりしてた」と明かした。

 今大会はサーフィンの東京五輪最終予選を兼ねる来年のWG(エルサルバドル)の代表選考会で、男女の優勝者がWG代表となる。あすの4回戦に向けて「今日はバックアップスコアが出なくて悔しかった。次は4点以上を出したい」と語った。
 

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2020年11月2日のニュース