昨季MVPの数原顕子に待望の一発 シオノギ製薬がミラクルサヨナラ勝ち

[ 2020年10月19日 19:42 ]

日本女子ソフトボールリーグ1部第9節最終日   シオノギ製薬5―4日立 ( 2020年10月19日    兵庫県尼崎市・ベイコム野球場 )

<シオノギ製薬・日立>サヨナラ勝ちで大喜びのシオノギ製薬ナイン(日本ソフトボール協会提供)
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 昨季の本塁打王&打点王でMVPを獲得したシオノギ製薬の数原顕子外野手(26)に、やっと今季1号が飛び出た。2点を追う最終7回。コロナ禍で合流が遅れ、この日が初登板になった日立のケイラニ・リケッツから右越えへ特大のソロを放った。

 「今季初めて4番を外れて3番になり、悔しさがあった。打った瞬間の感覚はあるけど、何を打ったのかは分からない。絶対に塁に出ようという気持ちが本塁打になってくれた」

 零封負け寸前のチームは主砲の一発で勢いが付いた。5番の竹林彩香捕手(32)にもソロが出て、土壇場で同点。無死二塁から始まるタイブレークに突入した延長は、2点を追う9回裏にまたミラクルを起こした。

 2本の適時打で同点。2死満塁から谷本奈々(22)が右翼前へサヨナラ打を放った。崖っぷちで2度も粘って勝利。それも米国代表の左腕を攻略したことに価値があった。

 ここまで、チームは主砲の状態と同様に低迷した。自動降格の最下位争いに加わっていただけに、この1発と1勝がもたらした意義は大きい。数原の声は弾む。MVPの肩書きが打撃を窮屈にさせていたそうで、「今まですごく考えてしまった。球種や攻め方ばかり頭がいってしまった。きょうはソフトボールを楽しもうという気持ちだった。結果を考えなかったことで本塁打が生まれた」と安どの表情だった。

 雨で順延になった一戦。この日も曇天だったが、数原には一筋の光が差し込んだ。「下を見ずに上を見たい」。3勝6敗で8位に浮上。残り2試合、打って打って打ちまくる。

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