萩野公介、2冠達成 ライバル瀬戸へ「一緒にレースできることを楽しみにしている」

[ 2020年10月19日 05:30 ]

競泳 日本短水路選手権最終日 ( 2020年10月18日    東京辰巳国際水泳場 )

男子200メートル個人メドレーで優勝した萩野(撮影・小海途 良幹)
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 25メートルプールで争われ、男子200メートル個人メドレー決勝は萩野公介(26=ブリヂストン)が1分52秒73で優勝した。女子200メートル個人メドレー決勝は大橋悠依(25=イトマン東進)が2分5秒09の日本記録で優勝。男子200メートル平泳ぎ決勝は渡辺一平(23=トヨタ自動車)が2分2秒91で頂点に立った。

 ライバル不在の中、萩野が17日の400メートル個人メドレーとの2冠を達成した。レース後は活動停止中の瀬戸に言及。「彼はずっと戦ってきた仲間。年明けから一緒にレースできることを楽しみにしています。僕はまだまだ彼の足元にも及ばない。また会った時に恥ずかしくないレースをできるように、しっかり準備したい」と言葉を選びながら話した。

 200メートル個人メドレー決勝。前半は自身の持つ日本記録を0秒04上回るペースで折り返した。後半に失速して自己ベストから2秒26遅れたが「前半から積極的にいき、すがすがしいレースが久しぶりにできた」と笑顔。19年春にモチベーションの低下を理由に約3カ月休養した際には、瀬戸から「ニュー公介になって戻ってきてほしい」とエールを送られた。再び盟友と泳ぐ日をイメージし、完全復活への階段を上る。

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2020年10月19日のニュース