明大 対抗戦2連覇、学生王座奪回へ快勝発進 久々の紫紺に田中監督「カッコいい」

[ 2020年10月5日 05:30 ]

関東大学ラグビー対抗戦A   明大73―15立大 ( 2020年10月4日    八幡山 )

<明大・立大>後半 無観客試合で、ラインアウトのボールを奪い合う両校フィフティーン(撮影・久冨木 修)
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 対抗戦2連覇と学生王座奪回を目指す明大の初戦は、自校グラウンドのため無観客で行われた。

 グラウンドへの入り口に受付を設けて出入りをチェックし、公道に面したフェンスには長さ100メートル以上の青いシートを張って外から見えないようにした。マッチコミッショナーを務めた大山文雄・関東協会理事によると、シートはのぞき防止よりも道路の通行者や車への感染防止対策で、明大が用意したという。

 一般のファンらしき3、4人がチェックをすり抜けて観戦する姿も見られたが、出場選手を除く部員は必ずマスクを着用し、給水係はマスクに加えて常にフェースシールドも着用するなど対策を徹底。大山理事は「無観客はファンに申し訳ないが、感染防止が最優先」と説明した。

 ロック山本嶺(京都成章)とSO池戸(東海大相模)の1年生2人を開幕スタメン起用した明大は11トライを挙げて白星発進。田中監督は「開幕戦を無事迎えられてよかった。久しぶりに紫紺(のジャージー)を見たけど改めてカッコいいと思った」と話した。

 ▼ロック山本嶺二郎 緊張して凄く硬かったが、ラインアウトを引っ張れて勝てて良かった。トライは練習していたプレーだった。(大学デビュー戦で初トライ)

 ▼SO池戸将太郎 前に出てくる相手ディフェンスでプレッシャーがかかることが多く、判断ミスが少し目立った。練習で直していきたい。(異例の1年生SO開幕先発でフル出場。ゴールキック8本成功で16得点)

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