畑岡奈紗4位「ショットのリズムが悪くて」 渋野日向子は27位、終盤には“らしさ”も

[ 2020年10月5日 09:10 ]

ショップライト・クラシック最終ラウンド、16番でパットを決め手ガッツポーズする畑岡(AP)
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 米女子ゴルフのショップライト・クラシックは4日、ニュージャージー州ギャロウェーのシービュー・ベイコース(6190ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われ、3打差の4位から出て米ツアー4勝目を目指した畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は6バーディー、4ボギーの69で回り通算14アンダーの270で4位だった。首位から出て67と伸ばしたメリッサ・リード(33=英国)が通算19アンダーでツアー初優勝を果たした。

 畑岡は2番でボギーが先行したものの、3番でバウンスバックし、6、7番で連続バーディー。9番パー5でも2オンに成功して、優勝争いに加わった。

 だがこの日はティーショットが左右に曲がるなど安定せず、10番で2メートル、12番も1・5メートルのパーパットを外し後退した。終盤は16番で約15メートル、18番で1メートルを決めて盛り返したが、首位とは5打差でフィニッシュ。「ショットのリズムが悪くて、結果は2アンダーだったが気持ちは5オーバーくらい打った感じ。ティーショットがフェアウエーにいかないと厳しい」と振り返った。

 上位を目指した渋野日向子(21=サントリー)は69で回って通算6アンダーの27位と順位を上げた。序盤からグリーン上で苦しみ、前半はイーブンで折り返し。10番は1メートル強のパーパットが入らず「ショットの調子もいまひとつだった」というが、終盤はらしさを取り戻した。17番パー3でピンそばにつけてバーディーとすると、最終18番パー5では2打目をピン1メートルに寄せるスーパーショットを披露しイーグル締め。「残り3ホールまでは(気持ちが)病んでいたけれど、最後の3ホールはピンに絡むショットが打てた。次戦のメジャーはもっと自分らしいゴルフができたらいいなと思う」と、8日開幕の全米女子プロ選手権(ペンシルバニア州)を見据えた。

 河本結(22=リコー)は通算4アンダーで40位、上原彩子(36=モスバーガー)は通算1アンダーで54位だった。

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2020年10月5日のニュース