豪代表主将フランカーのフーパーがトヨタ自動車加入 「学び吸収し超える」姫野も歓迎

[ 2020年10月5日 15:53 ]

トヨタ自動車に加入するオーストラリア代表主将のマイケル・フーパー
Photo By スポニチ

 ラグビートップリーグ(TL)のトヨタ自動車は5日、オーストラリア代表主将でフランカーのマイケル・フーパー(28)の新入団を発表した。15、19年W杯に主将として出場し、通算99キャップを誇る世界屈指のオープンサイドフランカーの来日は大きな話題を呼びそうだ。

 シドニー近郊出身のフーパーは若くして頭角を現し、10年に弱冠18歳にしてブランビーズでスーパーラグビー(SR)デビュー。11年にはU20オーストラリア代表としてジュニアワールドチャンピオンシップに出場し、12年6月のスコットランド戦で代表デビューを果たした。身長1メートル82、体重101キロとFW第3列としては小柄ながら、卓越したジャッカルやタックルでポジションを確立。22歳だった14年のシーズン途中からは代表主将を務めるなど、同国代表にとって欠かせぬ選手となっている。

 トヨタ自動車には日本代表のFL/No・8姫野和樹(26)、ニュージーランド代表前主将のFL/No・8キアラン・リード(34)も在籍中。来年1月16日開幕のトップリーグでは、まさしく世界最強トリオのバックロー形成が期待される。正式発表を受けて姫野は自身のツイッターで「本当に大好きな選手だから嬉しい!だが今は超えなきゃいけない選手と思ってる。いつまでも憧れではいけない。色々学び、吸収し、彼を超えれるよう努力し続けます」と発信した。

続きを表示

2020年10月5日のニュース