トップ指名のバーロウ4戦目で初白星 3試合連続300ヤードは新人QB史上初

[ 2020年10月5日 12:13 ]

3試合連続でパスで300ヤードを獲得したベンガルズの新人QBバーロウ(AP)
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 NFLは4日に各地で第4週2日目の12試合を行い、ドラフト全体トップでベンガルズに指名されたルイジアナ州立大出身のQBジョー・バーロウ(23)が地元シンシナティ(オハイオ州)でのジャガーズ戦で300ヤードと1TDをパスで獲得。チームは33―25(前半10―13)で勝って1勝1分け2敗となり、バーロウはデビュー4戦目で初勝利を挙げた。

 バーロウは第2戦のブラウンズ戦から3試合連続でパスで300ヤード以上を獲得。これはNFLの新人QBとしては初めての記録となった。ベンガルズではRBジョー・ミクストン(24)も151ヤードを走破するなど奮闘し、ランで2つ、レシーブで1つTDをマークしてバーロウをサポート。ジャガーズは1勝3敗となった。

 ペイトリオッツで6度のスーパーボウル制覇を達成したあとオフにバッカニアーズに移籍したQBトム・ブレイディー(43)はチャージャーズ戦で369ヤードを投げて3季ぶりに1試合で5TDをパスでマーク。チームは17点差をはねのけて38―31(前半14―24)で勝利を収め、セインツとの開幕戦で敗れたあとは3連勝となった。この日は同じタンパに本拠を置くNHLのライトニングの選手たちがスタンレー杯決勝で獲得した優勝カップを“手土産”にして来年2月のスーパーボウルの会場にもなっているバッカニアーズの本拠地「レイモンド・ジェームズ・スタジアム」で観戦。その“王者”の目の前でブレイディーがスーパー・パフォーマンスを披露した。

 カウボーイズのQBダク・プレスコット(27)はブラウンズ戦で502ヤード、4TDをマーク。前週のシーホークス戦(472ヤード)を含めた2試合合計のパス獲得はNFL歴代最多の974ヤードとなったが、試合は38―39(前半14―31)で敗れて1勝3敗となった。

 レイダースに勝ったビルズは28季ぶりの開幕4連勝。シーホークスもドルフィンズを退けて7季ぶりに開幕から白星を4つ並べた。

 <第4週の結果>

 ▼1日
ブロンコス(1勝3敗)37―28*ジェッツ(4敗)
 ▼4日
*ベンガルズ(1勝1分け2敗)33―25ジャガーズ(1勝3敗)
ブラウンズ(3勝1敗)49―38*カウボーイズ(1勝3敗)
セインツ(2勝2敗)35―29*ライオンズ(1勝3敗)
シーホークス(4勝)31―23*ドルフィンズ(1勝3敗)
*バッカニアーズ(3勝1敗)38―31チャージャーズ(1勝3敗)
レイブンズ(3勝1敗)31―17*ワシントン・フットボールチーム(1勝3敗)
*パンサーズ(2勝2敗)31―21カージナルス(2勝2敗)
バイキングス(1勝3敗)31―23*テキサンズ(4敗)
*ラムズ(3勝1敗)17―9ジャイアンツ(4敗)
コルツ(3勝1敗)19―11*ベアーズ(3勝1敗)
ビルズ(4勝)30―23*レイダース(2勝2敗)
イーグルス(1勝1分け2敗)25―20*49ers(2勝2敗)

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