小祝さくら、耐えた4差 最終18番にチップインバーディー「攻めのゴルフをしたい」

[ 2020年10月4日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 日本女子オープン第3日 ( 2020年10月3日    福岡 ザ・クラシックGC=6761ヤード、パー72 )

スコアーを1つ落としガックリする小祝(撮影・中村 達也)
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 32パットとグリーン上で苦しんだ小祝だが、最終18番に意地を見せた。グリーン奥から6ヤードのチップインバーディー。直後に首位の原がボギーを叩いて4打差となり、最終日に望みをつないだ。

 「流れが悪く大変な一日だった。(2人一組で回る)ツーサムは早いはずなのに長く感じた」とため息まじりに振り返る。

 1番パー5で2オンに成功して幸先よくバーディー発進。ところが4番パー3の第1打を左ラフに入れて「左だけはダメだと思って打ったのに」と流れの悪さを感じた。そのホールをボギーとすると、5番では右足の先半分がバンカーにかかる難しい状況だった第2打をミスしてダブルボギー。原に首位の座を明け渡した。

 最終日に向けて「相手の調子にもよるけど、4打差だったらチャンスはなくもない。何が起こるか分からないので悔いのないように攻めのゴルフをしたい」と小祝は言った。初のメジャー制覇のチャンスだ。簡単に諦めるわけにはいかない。

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2020年10月4日のニュース