正代、新大関として抱負「相手に真っすぐ向かって攻めていく」

[ 2020年9月30日 10:16 ]

大関に昇進した正代
Photo By 提供写真

 日本相撲協会は30日、東京都墨田区の両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲秋場所で初優勝を果たした正代(28=時津風部屋)の大関昇進を満場一致で決定した。熊本県出身では、62年夏場所後に昇進した栃光以来、58年ぶりの新大関。

 13勝2敗で初優勝を飾った正代。千秋楽の取り組みを「とても緊張しました。あそこまで緊張することは今後ないくらい」と振り返り、昇進について「前に出る、攻める相撲が評価されたんじゃないかと思う」と語った。

 伝達式では「大関の名に恥じぬよう至誠一貫の精神で相撲道にまい進してまいります」と誓った新大関。「今まで通り、相手に真っすぐ向かって攻めていく相撲」を目標に掲げつつ、「今まで以上に負けることのできない地位ですし、責任も伴うので今まで以上に精進していけたら」と表情を引き締めた。

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2020年9月30日のニュース