今年度の花園は開会式中止、予選中止なら出場校なしも 全国高校ラグビー大会

[ 2020年9月30日 17:51 ]

花園ラグビー場
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 日本ラグビー協会は30日、12月27日に開幕予定の第100回全国高校ラグビー大会(東大阪市・花園ラグビー場)について、開会式の中止などの4項目を決定したと発表した。29日に第2回実行委員会が開催され、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から決まったもの。

 29日に決定した項目は以下の4点。
 (1)開会式の中止
 (2)「U18花園女子15人制」の開催中止
 (3)「U18合同チーム東西対抗戦」の開催中止
 (4)各都道府県の代表校の選出について、新型コロナウイルス感染症の影響により予選を中止しなければならない場合は、各都道府県ラグビー専門部が中心になって検討の上、出場校を選出するものとし、選出不可能な場合は出場を辞退するものとする

 今年度は第100回の記念大会で、当初は史上最多となる64校に出場権を与える計画だった。その後、新型コロナの感染拡大により、今春の全国選抜大会が中止に。優勝校の都道府県に出場枠1が付与される予定だったため、出場校は63校に変更となっていた。

 都道府県予選は今月初旬から各地で始まっており、11月末ごろには全出場校が出そろう見込み。日本協会は本大会の開催については「大会の開催可否等については新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み、専門家を交え協議を進めてまいります」としている。

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2020年9月30日のニュース