空手、シールド着用で声出しOK 笹川副会長「格闘技系競技のモデルケースになれば」

[ 2020年9月30日 05:30 ]

 新型コロナウイルス感染防止策として「気合」の声出しをしないよう求めていた全日本空手道連盟(全空連)が、頭部の防具の口元をシールドで覆って着用すれば組手での発声を認めるようガイドラインを改定したことが29日、分かった。

 全空連の笹川善弘副会長は「格闘技系競技のモデルケースになれば。東京五輪の感染対策の参考にもなる」と話した。組手の得点基準の一つに「気力」があり、選手は技を出す際に大声を上げる。形の演武も要所で発声するなど、気合は競技の本質の一部になっている。

続きを表示

2020年9月30日のニュース