多田修平は桐生、ケンブリッジの争いに“待った”「優勝争いをしたい」

[ 2020年9月30日 17:41 ]

陸上日本選手権に出場する男子100メートルの多田修平は会場施設で体を動かした(提供・フォート・キシモト/日本陸上競技連盟)
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 10月1日に開幕する陸上・日本選手権(新潟市・デンカビックスワンスタジアム)の男子100メートルに出場する多田修平(24=住友電工)が30日、会場施設で汗を流した。1日は予選と準決勝が控える。会見では、“今季1番”のレースにする自信を見せた。

 「以前の試合では力で走り、接地の中で(体が)浮くことがあった。浮かない走りを取り戻すこと、力で押すのではなく、リラックスして推進力を得る練習をした」

 9月は予定していた試合をキャンセルして、練習に重点を置いてきた。8月末に出した10秒18が今季のベスト。その時よりも「状態はいい」とキッパリ。「優勝争いをしたい」と、今季好調の桐生、ケンブリッジの争いに割って入る構えだ。

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