湯原祐希さん死去にラグビー協会・森会長「代表支えた長年の功績ははかり知れない」

[ 2020年9月30日 17:02 ]

湯原祐希さん(2011年撮影)
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 ラグビー元日本代表で、11、15年W杯代表にも選出されたトップリーグ(TL)東芝FWコーチの湯原祐希さんが、29日に死去していたことが分かった。36歳。所属の東芝が30日、発表した。死因は非公表。29日早朝に東京都府中市のクラブハウスでのトレーニング中に倒れ、救急搬送されたものの、帰らぬ人となった。

 訃報に日本ラグビ協会の森重隆会長は「突然の訃報に驚きと悲しみで言葉もありません。フォワードの要として日本代表を支えてきた長年の功績ははかり知れず、今後指導者としての活躍も期待されていました。これまでのラグビー界へのご功労に敬意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。

 また、ラグビートップリーグの太田治チェアマンは「急な知らせに驚きを隠せずにおります。2008年のデビューより11シーズンという長きにわたりトップリーグを代表する選手として活躍し2019年からはコーチとして新たなチャレンジを始めた矢先のことだけに残念でなりません。ここに心より哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」と追悼した。

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