ジャズのコンリーが自己検疫から復帰して大活躍 ラプターズは初の3戦全勝

[ 2020年8月22日 12:56 ]

ナゲッツ戦で27得点を挙げたジャズのコンリー(AP)
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 NBAは21日、フロリダ州オーランドでプレーオフ1回戦の4試合を行い、西地区全体6位のジャズは3位のナゲッツに124―87(前半59―42)で快勝して2勝1敗。息子の誕生でいったんオーランドを離れ、4日間の自己検疫を経てチームに復帰したガードのマイク・コンリー(32)がグリズリーズ時代を含めてプレーオフでは自己最多となる7本の3点シュート(試投8本)を決め、24得点を稼いで勝利に貢献した。

 コンリーの“オーランド・バブル”での出場は今月10日のマーベリクス戦以来、11日ぶり。センターのルディー・ゴベア(28)がプレーオフ自己最多となる24得点と14リバウンドを稼げば、第2戦まで計87得点を記録していたガードのドノバン・ミッチェル(23)も20得点をマークするなど、先発の主力3選手の活躍で今季3戦全敗だった上位シードのナゲッツにシリーズ成績で一歩リードした。

 昨季王者で東地区全体2位のラプターズは117―92(前半57―42)で7位のネッツを退けて3戦全勝。第1戦に続いて一度もリードを許さない「WIRE・TO・WIRE」での勝利で、プレーオフで初戦から白星を3つ並べたのは通算20シリーズ目でこれが初めてとなった。

 東地区全体3位のセルティクスも6位の76ersに102―94(前半51―49)で競り勝って3戦全勝。4季連続の地区準決勝進出に王手をかけ、勝ち上れば今季3勝1敗と相性のいい、ラプターズとの対決となる。

 なおNBAのプレーオフではファイナルを含めて過去3勝0敗となったケースが136回あるが、ここからシリーズを逆転されたケースは一度もない。

 西地区全体2位のクリッパーズは36得点を挙げたカワイ・レナード(29)の活躍でマーベリクスを130―122(前半68―54)で退けて2勝1敗。第2戦まで計70得点を記録していたマーベリクスのルカ・ドンチッチ(21)は13得点、10リバウンド、10アシストでチーム史上初めてプレーオフでトリプルダブルを達成したが、左足首を痛めて第4Q開始3分でロッカールームに退いた。

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