大相撲、有観客での実施へ 移動のリスク排除も屋内実施に不安

[ 2020年7月14日 05:30 ]

大相撲7月場所 19日初日

大相撲7月場所について協議する臨時理事会が開かれた両国国技館
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 【記者の目】プロ野球とJリーグが連携して開幕時期などを協議してきた中、相撲協会は独自の運営方法を水面下で模索してきた。史上初の無観客開催となった3月の春場所を経て、5月の夏場所は中止となったが有観客も想定していた。徹底して感染防止に取り組み、力士の調整が難しくなるのを承知で出稽古も解禁しなかった。

 感染者が出た場合、即中止だった春場所と違い、感染者が出ることも想定して「ガイドライン」をまとめた。芝田山広報部長は「感染したらどうするか、感染しないためにはまずどうするか。これが前提」とあらゆる状況に対応できるように準備を進めた。遠征が不可欠なプロ野球、Jリーグとは異なり、移動のリスクも排除。7月、11月場所の会場を名古屋、福岡から東京に変更した。

 八角理事長は福岡のファンに向け「大変残念に思う」とコメントした。大相撲は屋内での実施のため、有観客での実施は見切り発車と言わざるを得ない。だが、感染者を出すリスクを背負いながらファンの安全を守るためには、2500人の東京開催がぎりぎりのラインだった。 (相撲担当キャップ・佐藤 博之)

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