東京五輪組織委・武藤事務総長 IOC会長「来年無理なら中止」発言に「コメント控えたい」

[ 2020年5月21日 15:11 ]

武藤敏郎事務総長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長が21日、オンラインで会見し、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が「新型コロナウイルスの影響で延期となった東京五輪が2021年に開催されなかった場合、中止となる見通しを認めた」と英BBC放送が報じたことについて、「発言は報道のみで直接聞いていない。コメントは控えたい」と話した。

 BBCによると、バッハ会長は安倍晋三首相から「来年夏が最後のオプション」と伝えられたと明かしたが、武藤事務総長は「1年延期が最後のオプションとはうかがっていない。(3月24日の会談に自分も同席していたが)そういう言葉を使ったことはありません」と答えた。組織委の森喜朗会長もこれまでに「再延期はない」との見解を示しているが、武藤事務総長は「文脈が大事で、森会長は“そのぐらいのつもりで準備していきたい”と話した。バッハ会長も、1年以上ある現時点で決める議論は控えたいとしている。(21年夏でなければ中止と)組織委とIOCに共通認識があるとは理解していない」と見解を述べた。

 また、日本外国特派員協会(FCCJ)が月刊誌の表紙に東京五輪の大会エンブレムと新型コロナウイルスのイメージを掛け合わせたデザインを掲載し、組織委の抗議を受けてデザインの取り下げに応じた問題に関し、武藤事務総長は「適切な判断と考える」と評価した。FCCJのアズハリ会長は組織委のメディア委員会のメンバーでもあるため「利益相反行為になるのでは」との指摘を受けたが、「本件とは全く関係ないと理解している」とし、「この形(取り下げ)で結論を得たので、これで終わったものと理解している」と問題解決を強調した。

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