大阪桐蔭高初の女子プロ・山下美夢有 いつかかなえる「美しい夢」米ツアー挑戦

[ 2020年5月21日 05:30 ]

女子ゴルフ 開幕を待つルーキーたち(2)

自宅にて練習を行う山下美夢有
Photo By 提供写真

 楽しみにしていた開幕が、なかなかやってこない。18歳の山下美夢有(フリー)は冷静に現状を受け止めた。

 「楽しみにしていましたけど、私だけじゃなくてみんな同じ条件。今やるべきことをやって、調整していけたらなって思います」

 開幕までの目下の目標は飛距離アップ。身長1メートル50の山下の平均飛距離は230ヤードで「最近は長いホールも多いので、飛距離がないと勝負できない」と、地元・大阪でトレーニングに励んでいる。

 父・勝臣(まさおみ)さんと二人三脚で歩んできた。5歳の時についていった練習場で、「打ってみるか?」という父の一言がゴルフを始めたきっかけだ。家に帰ると、テレビには常にゴルフ番組が映っていた。「ドラマとかも見てなかったですね」と振り返る。憧れの選手はタイガー・ウッズ。米ツアーで戦うトッププレーヤーを見ながら、2人でスイングを研究した。昨年11月のプロテストで一発合格。父への感謝の気持ちも、30・8倍という最難関突破への原動力となった。

 今年1月に大阪桐蔭高を卒業したばかり。同校はOBに男子プロの宮里聖志、優作がいる名門校だが、女子では山下が初のプロゴルファーとなった。名前の由来は「美しい夢を持ってほしい」との願いから。将来的な目標は米ツアーで戦うことだという。「ギャラリーさんの前でプレーするのが楽しみ」と、プロデビューを心待ちにする。

 ◆山下 美夢有(やました・みゆう)2001年(平13)8月2日生まれ、大阪府出身の18歳。父の影響で5歳からゴルフを始め、大阪桐蔭高に進学した。在学中に受験した昨年プロテストは6位で合格。QTでも13位に入り、今季出場権を獲得した。得意クラブはUTとパター。1メートル50、52キロ。血液型A。

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