宇良 6連勝で幕下復帰へ前進「うれしいですね。あと1番もちろん勝ちたいです」

[ 2020年3月18日 13:40 ]

大相撲春場所11日目 ( 2020年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>安芸乃山(左)を押し出しで破った宇良(撮影・坂田 高浩)
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 大阪・寝屋川市出身のご当所力士、三段目・宇良(27=木瀬部屋)が全勝対決で安芸乃山を下し、6勝目を挙げ幕下昇進に大きく前進した。

 立ち合いは足を狙うように低く当たって懐に入ろうとする。だが、重い相手を簡単には押し切れず、左右に動きならが牽制。最後は相手の腕をつかんで引き寄せながら、態勢を崩して押し出した。

 「重かったですね。モチャモチャした感じでした。(大きい相手なので)出来るだけかぶられないようにしました」と息をつきながら話した。膝のケガで昨年の初場所から4場所連続で休場。九州場所で復帰し、序二段の先場所は7戦全勝で決定戦の末に優勝した。今場所も6連勝を飾り、来場所の幕下復帰も濃厚になった。「(戻ることができれば)うれしいですね。上がりたかったんで。あと一番、もちろん勝ちたいです」と連続優勝へ気を引き締めていた。

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2020年3月18日のニュース