十両優勝争い 琴勝峰4連勝で首位並ぶ、琴恵光と佐渡ケ嶽勢が2敗並走

[ 2020年3月18日 16:19 ]

大相撲春場所11日目 ( 2020年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>若隆景(手前)をはたき込みで破った琴勝峰(撮影・坂田 高浩) 
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 十両の優勝争いは、佐渡ケ嶽部屋の2人が9勝2敗でトップに並んだ。10日目まで単独トップだった東5枚目の琴恵光(28=佐渡ケ嶽部屋)は右四つから西9枚目の豊昇龍(20=立浪部屋)に寄り切られて2敗に後退。ただ一人の2敗だった東6枚目の琴勝峰(20=佐渡ケ嶽部屋)は西2枚目の若隆景(25=荒汐部屋)の立ち合いの変化に対応し、はたき込みで9勝目を挙げた。

 8日目から4連勝となった琴勝峰は「動いてくるのもあるだろうと思った。突っ込まないで、(相手を)見つつ当たった」と冷静な状況判断で白星を積み重ねた。好調の要因については「いつもより焦らないで取れている。いつのなら焦って出るところで、じわじわいっている。よく見えている」と自己分析した。トップに並んだことには「そこは意識しないように。どうしても考えちゃうけど、目の前の一番に集中していく」と話した。

 東12枚目の白鷹山(24=高田川部屋)、東14枚目の千代鳳(27=九重部屋)は3敗を守って勝ち越しを決めた。

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2020年3月18日のニュース