白鵬、連敗阻止で10勝目 碧山も1敗キープ 朝乃山9勝目 千代丸は復帰戦飾れず

[ 2020年3月18日 18:01 ]

大相撲春場所11目 ( 2020年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>北勝富士(右)を押し出しで下した白鵬(撮影・坂田 高浩) 
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 新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の無観客開催となった大相撲春場所は18日、大阪・エディオンアリーナ大阪で11日目が行われた。44回目の優勝を目指す横綱・白鵬は、結びの一番で北勝富士に押し出しで勝って10勝1敗。連敗を阻止した。

 横綱・鶴竜は、立ち合いで踏み込むと、そのまま押し出しで正代に勝利し、2敗を守った。正代は5勝5敗。38年ぶりの1人大関・貴景勝は阿炎に押し出しで敗れて3連敗。5勝6敗と黒星先行となった。

 大関獲りを狙う関脇・朝乃山は竜電に対し、立ち合いから態勢を崩さず、最後は寄り切りで下して9勝目。碧山は突き落としで琴ノ岩を下し、1敗をキープして10勝目を挙げた。

 左足の蜂窩(ほうか)織炎による高熱と診断され、この日から土俵に戻った千代丸は琴奨菊に寄り切られ黒星。復帰戦を飾ることはできなかった。

 1敗は白鵬、碧山の2人。2敗で鶴竜、朝乃山、御嶽海、隆の勝が追っている。

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