新型コロナ検査で陰性 千代丸、再出場も黒星 無言で会場を後に

[ 2020年3月18日 16:56 ]

大相撲春場所11日目 ( 2020年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>琴奨菊(左)に寄り切りで敗れた千代丸(撮影・坂田 高浩) 
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 再出場の千代丸(28=九重部屋)は琴奨菊に寄り切られ、復帰戦を飾ることはできなかった。

 千代丸は14日夜に38・6度、15日朝に39・7度、さらに16日朝の検温で40度まで熱が上がり、17日に新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を受けていた。結果は陰性で、左足の蜂窩(ほうか)織炎による高熱と診断されたため、この日から土俵に戻った。

 ただ、熱が出た影響のせいか、取組前の幕内土俵入りの際もうつむいて元気がない様子。琴奨菊戦も相手の出足に一方的に押し込まれ、あっさり土俵を割った。

 支度部屋を出て宿舎に戻る際に報道陣に声を掛けられたが、手で制するしぐさを見せ、無言で会場を後にした。

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2020年3月18日のニュース