千代丸“念のため”検査もコロナ陰性 熱も下がり11日目から再出場

[ 2020年3月18日 05:30 ]

大相撲春場所10日目 ( 2020年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

 日本相撲協会は17日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を受けた幕内・千代丸(28=九重部屋)が陰性だったと発表した。11日目から再出場する。

 師匠の九重親方(元大関・千代大海)から報告を受けた鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)は「陰性だった。今朝の検温は37・7度。診断は蜂窩(ほうか)織炎だった」と説明した。千代丸は15日朝に39・7度の熱を出し、16日朝の検温では40度まで上昇。細菌が足などから入る蜂窩織炎の疑いが強かったが、九重親方が念のためにPCR検査を受けさせていた。

 協会は37・5度の熱が2日続けば原則休場としているが、千代丸は高熱の原因が蜂窩織炎と分かっているため再出場が認められた。弟の千代鳳は「応援してください」と話し、同部屋の千代大龍も「かかってないと思ってましたから。(再出場し)暴れるんじゃないですか。気合が入っていると思います」と復帰を喜んでいた。

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2020年3月18日のニュース