新型シューズ、4月29日までに発売なら東京五輪使用OK

[ 2020年2月26日 17:38 ]

 世界陸連が1月31日に発表したシューズに関する新規則のうち、4月30日以降の大会で使用する場合は4カ月以上前から市販されている必要があるとした「4カ月ルール」について、4月30日より前に販売されていれば6月の日本選手権や東京五輪でも使用可能になることが分かった。日本陸連側が世界陸連の法務担当者に確認したことを明かした。

 日本陸連の担当者によると今月20日、世界陸連側から4月30日より前に流通した製品については4カ月のルールは適用されないと回答を得たという。ただし、1月31日の新規則発効後の新製品については大会で使用される前に指定の書式で世界陸連に届け出が必要としている。

 短距離の桐生祥秀(24=日本生命)は現在市販されていないアシックスの「ピンなしスパイク」を含め、各社が開発している厚底シューズも4月29日までに市販されれば使用ができることになる。アシックスの広報担当者は「4月発売に向けて目下取り組んでいます」と話していた。

 またナイキが3月1日に日本で発売する新製品の厚底シューズ「エアズームアルファフライネクスト%」が公式レースで初めて使用されるとみられる東京マラソンに世界陸連の技術代表2人が参加してシューズの厚さを確認するという。

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