坂本花織は4位スタート 全体トップの演技構成点35・44点「もう足ガクガク」

[ 2020年2月6日 23:31 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第1日 ( 2020年2月6日    韓国・ソウル )

<フィギュア四大陸選手権第1日>女子SP、演技をする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 女子ショートプログラム(SP)で2年ぶりの女王返り咲きを狙う坂本花織(19=シスメックス)は73・07点で4位発進した。昨年4月の世界国別対抗戦でマークした自己ベスト76・95点にはおよばなかったが、パワフルな演技で会場を魅了した。

 冒頭のフリップ―トーループの連続3回転ジャンプ、ダブルアクセルをクリーンに決めたが、後半の3回転ループは着氷が乱れながらも、何とかこらえた。アップテンポな「ノー・ルーツ」を力強く演じ、スピンとステップはレベル4でそろえた。演技構成点は全体トップの35・44点をマークし、「もう足ガクガク…」と充実した表情で振り返った。

 苦手な最終滑走を終え、「やっぱり、嫌だなと思って…。最終滑走はもういいです。もう、すぐやりたい」と苦笑い。「インカレと国体が凄く楽しくて、試合の楽しさを取り戻した感じがした」と語り。「コンディションは結構いい。そのまま明後日までしっかり持たせたい」と前向きだった。

 8日のフリーでは4回転トーループ投入を視野に入れている。「明日の練習次第かなと思っている」としたが「入れたい(気持ち)は100%。先生と要相談で」と意欲的だった。

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