夢道鵬、序ノ口優勝に王手「一番一番に集中」

[ 2020年1月22日 10:00 ]

大相撲初場所11日目 ( 2020年1月22日    両国国技館 )

夢道鵬(右)は立ち合いから一気に霧丸を押し込む
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 元横綱・大鵬の孫で、元関脇・貴闘力の四男である東序ノ口27枚目の夢道鵬(18=大嶽部屋)は西序ノ口12枚目の霧丸(陸奥部屋)を送り出して6戦全勝とし、序ノ口優勝に王手をかけた。

 立ち合いは低い姿勢で当たり、その勢いのまま一気に押し込んだ。昨年九州場所の前相撲でデビュー。今場所で本格的な取組を重ね「日に日に落ち着いてきました。(土俵では)何があるか分からないので、しっかり当たって自分の相撲を取れるように。一番一番に集中しています」。

 15日間の大相撲で、幕下以下の出番は2日に1回のペース。「(アマ相撲のように)1日、2日で終わる大会とは違うけど、あまり疲れていません。最後も頑張ります」。7番相撲は同じく全勝の東序ノ口26枚目・二本柳(19=阿武松部屋)と優勝をかけた一番となる見込み。埼玉栄高の1学年先輩には昨年九州場所の前相撲で敗れており、雪辱なるか。

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