宇良、6戦全勝 三段目昇進へ「力を出し切りたい」

[ 2020年1月22日 11:43 ]

<大相撲初場所11日目>序二段 高麗の国(右)を押し出し全勝を守った宇良(撮影・村上 大輔)
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 元幕内で右膝前十字じん帯断裂から復活を目指す東序二段28枚目の宇良(27=木瀬部屋)は6番相撲で西序二段7枚目の高麗の国(芝田山部屋)を押し出し、6戦全勝とした。

 立ち合いでしっかり当たって、200キロ超の重い相手を問題にしなかった。「気持ち良く相撲を取れました。(重い相手で)いつもより力を出していかないといけない。大きかったので、怖かったですけど」。

 右膝の同じ箇所を2度痛めただけに慎重になりながらも、相撲の基本である「押し」を意識して土俵に上がっている。7番相撲も勝てば次の春場所で三段目に上がるのは確実。「よけいに緊張します。相手も、全勝の強い相手なので。力を出し切りたい」と意気込んだ。

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