安田祐香 在学の大手前大でプロデビュー激励会、現実路線で「常に30位以内に」

[ 2020年1月10日 19:10 ]

在学する大手前大の激励会で花束を手にあいさつする“ミレニアム世代”安田祐香
Photo By スポニチ

 現役女子大生プロゴルファー・安田祐香(19)が10日、在学する大手前大(兵庫県西宮市)主催のプロデビューを激励する会に出席した。

 “ミレニアム世代”をリードしてきた安田がルーキーイヤーのテーマとして掲げたのは「努力」「感謝」「今までの自分を忘れないこと」の3点。3月のシーズン開幕に向けたトレーニングも従来通り地元神戸の自宅周辺が拠点。ナショナルチーム時代のメニューをベースに行う。数字的な目標についても「優勝はしたいなと思いますけど、予選落ちを少なくして常に30位以内に」とこれまでプロツアーで予選落ちが1度しかなない超大型新人が石橋を叩いて渡る極めて現実路線を取るという。

 安田のゴルフの基礎を築いた坂田塾の塾長でもある大手前大ゴルフ部総監督の坂田信弘プロ(72)からは「ライバルは鈴木愛」と渋野日向子ら“黄金世代”を飛び越して大物の名前が。さらに「男で失敗して欲しくない」と3年間の恋愛禁止令、充実したオフを過ごすためのテレビ出演禁止令など愛ある指令が次々に発せられた。

 安田はツアー予選会(QT)2位の成績で開幕戦のダイキンオーキッドレディースから前半戦の出場権を得ている。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月10日のニュース