早大 “ラストピース”中野が満を持して出陣「マークされても突破する」

[ 2020年1月10日 05:30 ]

ラグビー全国大学選手権決勝   明大-早大 ( 2020年1月11日    国立 )

練習で突進する早大・中野(中央)(撮影・吉田 剛)
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 08年度以来の頂点を狙う早大の“ラストピース”が、満を持して出陣する。天理大との準決勝で復帰したCTB中野が、先発に名を連ねた。右ふくらはぎ肉離れで戦線離脱中だった昨年12月の対抗戦での同カードは7―36で敗北。1メートル86、98キロの巨体を生かした中野の縦への推進力が勝敗に直結する。「(対抗戦に)出られず悔しかった。120%を出す準備をしたい」。1年時から出場する伝統の早明戦の重みは誰よりも分かっている。

 攻撃の起点となるペネトレーター。明大から徹底マークが予想されるが、ボールの受ける位置を巧みに変えながら突破口を探る算段だ。隙あらば得意のオフロードパスも備える。「相手の作戦通りにされると勢いに乗れない。マークされても突破する」とキーマンとしての自覚を込めた。

 新国立競技場での頂上決戦。「(優勝時に歌う)“荒ぶる”をつかむチャンスが回ってきた」。赤黒軍団のビクトリーロードは、中野の突進から始まる。

 ◆中野 将伍(なかの・しょうご)1997年(平9)6月11日生まれ、福岡県出身の22歳。トップリーグ・釜石シーウェイブスでプレーする兄・裕太(30)の影響でラグビーを始める。鞘ケ谷ラグビースクールから東筑高では高校日本代表にも選出された。尊敬する選手は元ニュージーランド代表のソニービル・ウィリアムズ(34)。オフの過ごし方は「おいしいものを食べること」。

 ▽今年度の早明戦VTR(19年12月1日 明大○36―7●早大)試合序盤は自陣にくぎ付けとなった明大だが、相手キックミスに乗じて得たスクラムでペナルティーを獲得し、箸本が先制トライ。1トライ返された後の前半30分には山沢のPGで勝ち越すと、後半は武井主将、安、山村が計4トライを奪い圧倒。明大は98年度以来、21季ぶりの対抗戦全勝優勝を果たした。

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