大坂なおみ、2年連続4強入り 全豪OP連覇へ前哨戦でフルセット勝利

[ 2020年1月10日 15:40 ]

ブリスベン国際テニス・女子シングルス準々決勝 ( 2020年1月10日    オーストラリア・ブリスベン )

ショットを放つ大坂なおみ(AP)
Photo By AP

 女子テニスのツアー開幕戦、ブリスベン国際の女子シングルス準々決勝が10日、オーストラリア・ブリスベンで行われ、第3シードで世界ランキング4位の大坂なおみ(22=日清食品)が第6シードで同9位のキキ・ベルテンス(28=オランダ)と対戦。6―3、3―6、6―3のフルセットで勝利し、2年連続の4強入りを果たした。

 第1セットは、お互いにサービスゲームをキープし合う展開。大坂はゲームカウント3―2からの第6ゲーム、ジュースからバックハンドで連続ストロークエースを奪いブレークに成功したが、続く第7ゲームでブレークバックを許した。それでも第8ゲームをブレークし5―3とし、第9ゲームをキープして第1セットを先取した。

 だが、第2セットは第4ゲームでブレークを許すと相手に主導権を握られ、そのままキープし合った第9ゲームを取られ、このセットを落とした。

 迎えた最終セット。第1ゲームでブレークポイントのピンチを背負うも切り抜けてキープ。第6ゲームでは鮮やかなリターンエースや巧みなショットでブレークに成功。その後は集中力を切らさず、最終セットをものにした。

 大坂にとって今大会は、連覇が懸かる4大大会の全豪オープン(20日開幕、メルボルン)の前哨戦。新たにコーチに就任したベルギー人のフィセッテ氏との新コンビで、昨年同様に4強入りを果たした。準決勝では世界19位のアリソン・リスク(29=米国)と、同2位のカロリナ・プリスコバ(27=チェコ)の勝者と対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月10日のニュース