陵侑、2連覇夢散「あまり運も味方してくれなかった」ジャンプ週間総合4位

[ 2020年1月8日 05:30 ]

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子個人第11戦 ヒルサイズ=HS142メートル ( 2020年1月6日    オーストリア・ビショフスホーフェン )

2連覇を逃した小林陵
Photo By ゲッティ=共同

 伝統のジャンプ週間最終戦を兼ねて6日に行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は135・5メートル、138メートルの合計279・0点で7位にとどまり、4試合の合計得点で争うジャンプ週間総合は1096・0点の4位で、2連覇を逃した。ダビド・クバツキ(ポーランド)が143メートル、140・5メートルの300・9点で今季初、通算2勝目を挙げ、総合も1131・6点で初制覇した。伊東大貴が8位、佐藤幸椰が12位、小林潤志郎が29位。2回目に進めなかった中村直幹は36位、竹内択は37位、佐藤慧一は38位だった。

 小林陵は伝統の4連戦で総合2連覇を果たせず「(いい)流れが1戦目で終わってしまったことは大きかった。あまり運も味方してくれなかった」と、好調を持続できなかったことを残念がった。総合4位に後退して迎えた最終戦は、緩い追い風が安定して吹き、ほぼ公平な条件だった。逆転を狙った飛躍は2回ともヒルサイズより手前に着地。いずれも総合上位3人の得点を下回り、見せ場をつくれなかった。

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2020年1月8日のニュース