御所実 4度目挑戦で初Vへ 1プロップ島田が導く!恩師・竹田監督を「胴上げしたい」

[ 2020年1月7日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー大会 決勝   御所実―桐蔭学園 ( 2020年1月7日    東大阪市・花園ラグビー場 )

モールの練習を行う島田(中央)らFW陣(撮影・北條 貴史)
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 第99回全国高校ラグビー大会決勝の御所実(奈良)―桐蔭学園(神奈川)はきょう7日、大阪・東大阪市の花園ラグビー場で行われる。4度目の決勝戦進出で悲願の初優勝を狙う御所実は6日、奈良・御所市の同校グラウンドで最終調整。高校を入学し直したプロップ島田彪雅(3年)は恩返しするべく、竹田寛行監督(59)の胴上げを誓った。

 “4度目の正直”を前に人工芝グラウンドで汗を流す選手の姿を竹田監督は注意深く見つめていた。「疲れているのは分かる。ただ、声が出ていなかったので、ちょっと喝は入れました」

 午後1時から始まった練習は2時間で終了した。大半を攻撃と防御のチェックに割き、激しいメニューは行わなかった。選手たちの顔に緊張の色は見えなかった。それでも、胸の内には初Vにかける熱い気持ちが充満していた。

 「やっとここまで来れた感じです。優勝して竹田先生を胴上げしたい」

 一度入学した東海大大阪仰星を退学、1年後に御所実でラグビーを再スタートした島田は、やり直しのきっかけを作ってくれた恩師への感謝を決勝戦にぶつける覚悟だ。

 2018年11月18日、奈良県予選決勝で天理に敗れたチームは翌日から改革断行に着手した。キャプテンを中心としたチームづくりから複数名のリーダーを置く体制に変更。コミュニケーションを通して一人ひとりの自覚を促した。キャプテン一人に頼らない“ワンチーム”づくりが狙いだった。

 島田は3年生に5人いるリーダーの一人として部全体の成長に貢献。「温かく迎え入れてくれたチームメートにプレーで返したい」と誓い、決勝の舞台に立つ。桐蔭学園には昨春の選抜大会決勝で19―29と敗れた。「全然前に出られなくて気持ちでも負けていました。花園でリベンジしたい」。その言葉はフィフティーンを代表する決意表明だった。

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