渋野「ポンコツ」卒業します! 流行語大賞ノミネートも、自身の流行語は…

[ 2019年11月7日 05:30 ]

女子ゴルフ 8日開幕スポニチ主催TOTOジャパンクラシック

プロアマの10番、バーディーを決め、ガッツポーズで大喜びの渋野(撮影・平嶋 理子) 
Photo By スポニチ

 国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は、8日から3日間、滋賀県大津市の瀬田GC北C(6659ヤード、パー72)で行われる。第1ラウンド(R)の組み合わせが決まり、大会初出場の渋野日向子(20=RSK山陽放送)はレキシー・トンプソン(24=米国)、柳簫然(ユソヨン)(29=韓国)と同組となった。前週のスウィンギングスカート台湾選手権で重点的に取り組んだアプローチの成果を発揮し、米ツアー2勝目を目指す。

 プロアマ戦は幸先よく優勝をゲット。余韻に浸ることなく、渋野は真剣な表情で練習に取り組んだ。アプローチグリーン。青木翔コーチが見守る前では黙々とウエッジの感触を確認した。優勝した全英女子オープン以来約3カ月ぶりの米ツアーだった台湾の試合は39位に終わったものの、収穫もあった。「米ツアー3戦目。先週悔しい思いをしたが、アプローチを勉強し、いろいろ練習してきたので、しっかり出せれば」と力をこめた。

 青木コーチは「台湾では柔らかさと高さ。この2点だけ取り組んできました」と話す。アプローチでいかにやさしいタッチで打って柔らかさを出していけるか。今の課題に真摯(しんし)に向き合い、地道に習練を重ねることで新たなステップへ駆け上がろうとしている。

 この日、発表された流行語大賞に「スマイリングシンデレラ/しぶこ」がノミネートされた。「あら本当ですか。ありがたいとしか言いようがないですね。うれしいというか恥ずかしいですね」。周囲の過熱ぶりとは対照的に渋野の反応は冷静だったが、自身の流行語を問われると「ポンコツかな。何回使ったやろ」と笑い飛ばした。

 注目の第1ラウンドのペアリングは、テクニシャンの柳簫然とツアー屈指の飛ばし屋トンプソンと同組になった。プロアマ戦でキャディーとトンプソンの飛距離の話題をしたばかりで「(主催者も)分かっているじゃん。どんだけ距離の差が離されるんだということを痛感したいです。(トンプソンは)高校時代の憧れ。いい組み合わせすぎます」と気持ちを高ぶらせた。

 佳境を迎えた賞金女王レース、さらには来年の東京五輪の代表争いでも大事な戦いとなる。「日本でやっているからには、いい争いができるように頑張りたい」。米ツアー2勝目を手にして「ポンコツ」からの脱却を目指す。

 ▽ゴルフと流行語大賞 07年に男子ゴルフの石川遼(当時はアマチュア)の愛称「ハニカミ王子」が新語・流行語大賞を受賞した。15年に野球の「トリプルスリー」、18年にはカーリングの「そだねー」など数多くのスポーツが受賞しているが、ゴルフ界での受賞は07年の1度のみ。今回渋野が年間大賞に輝けば、ゴルフ界では2度目の受賞となる。14年のトップ10に選ばれた「レジェンド」では青木功(現JGTO会長)がスキー・ジャンプの葛西紀明、プロ野球・山本昌とともに受賞者となった。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年11月7日のニュース