新橋SL広場でスポーツフェスタ 柏原竜二氏、千田健太氏らがゲスト出演

[ 2019年11月7日 08:01 ]

フェンシング体験に挑戦した柏原竜二氏(右から3人目、左隣は千田健太氏)
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 箱根駅伝の5区で4年連続区間賞を獲得した“2代目山の神”の柏原竜二氏(30)がこのほど、東京・新橋西口SL広場で行われた「新橋SL広場スポーツフェスタ2019」にゲスト出演した。

 来年の東京五輪・パラリンピックの開催まで300日を切り、気運醸成イベントとして新橋の愛宕一之部連合町会、港区、富士通が共催したもの。会場では、フェンシングやボッチャ、マラソン、マラソンスイミングに関する展示や体験コーナーのほか、同区が連携する福島県いわき市などの飲食コーナーがブースを出展した。

 9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝し、東京五輪男子マラソン出場権を手に入れた富士通で同僚の中村匠吾選手(27)のパネルを持参してトークショーに登壇した柏原氏は「現役を引退し、現在は富士通の企業スポーツ推進室で女子バスケやアメフット、陸上などの選手、スタッフをサポートする部署におります。選手が気持ち良く試合に出られるように、また代表として送り出すことが使命で、そこに対してできることを最大限やっていければと思います」と話した。

 また、当日は柏原氏のほか、12年ロンドン五輪・フェンシング男子フルーレ団体銀メダリストの千田健太氏(日本スポーツ振興センター所属)、12年ロンドン、16年リオ五輪の2大会連続で女子マラソンスイミング(オープンウオーター)10キロに出場した貴田裕美選手(コナミスポーツ水泳競技部所属)が出演。また、毎週水曜日の朝に新橋駅などで出勤途中のビジネスマンを勝手に応援する「全日本女子チア部☆AJO」も登場し、会場に集まったビジネスマンにエールを送った。

 イベントを共催した愛宕一之部連合町会の木村暖子副会長は「今年で3回目の開催となりますが、地元(新橋)から少しでも気運醸成につながるようになればと、ボッチャなどの体験イベントを実施しました。体験することで、五輪・パラリンピックが身近に感じてもらえるようにお手伝いできればと思います」と、笑顔でコメントした。

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