三浦桃香 78位でギリギリ最終日へ…原因不明の発疹に苦しみ「体が休めと言ってるのかな」

[ 2019年11月7日 18:41 ]

10番の第1打を放った後、右手を離してしまう三浦桃香
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテストは7日、岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(6398ヤード、パー72)で第3ラウンドを行った。

 “黄金世代”屈指の人気を誇る三浦桃香(20=アウトソーシング)は我慢のゴルフで73をマークし、通算8オーバーの78位でギリギリ最終ラウンド進出を決めたが、20位タイの合格ラインまでは8打。依然、厳しい戦いが続いている。

 67で回った韓国のイ・ソルラ(28)が通算9アンダーで首位。渋野日向子の岡山・作陽高の1年後輩、石川怜奈(19)ら2人が首位に2打差の2位。“ミレニアム世代”を代表する安田祐香(18=大手前大1年)がさらに1打差で続いている。

 首筋に赤い帯状の発疹。マスクとタートルネックの長袖シャツで隠してはいるが、これが全身に広がっているという。右目は赤く充血。痛み、かゆみ、疲労のため前日80を叩いた今の三浦には2バーディー、3ボギーの73で上がってくるのが精いっぱいだった。

 「とりあえず完走を目標に。応援してくれる人がたくさんいるので途中で止めることがないように最善を尽くします」

 3度目のプロテスト挑戦。だが、今年は過去2度とは事情が大きく異なる。原則、合格者以外は来季のツアー出場権を決める今秋のツアー予選会に参加できないという制度変更のため、ここでの不合格は今季終了時点での“失職”を意味する。制度変更に伴う過渡的な措置として合格ラインより2打差以内の選手にはツアー予選会1次への参加が認められるが、それも現状では高いハードルだ。

 プロゴルファーでなくなるかもしれないという現実への恐怖やストレスにより三浦は2カ月ほど前から原因不明の難聴や発疹に悩まされている。前日のプレー終了後には病院に駆け込んだが、原因は分からないままだ。ドーピング違反を懸念して強い薬も服用できず、症状の劇的改善は望めない状況にある。

 今年、プロテスト不合格だった場合、新興の中国ツアーなど海外へ活路を見出す道もあるが「それは一切ないです。試合はちょっと出ないです」と完全否定した。

 12月には体調不良の原因を究明するため精密検査を受ける予定。「体が休めと言ってるのかな。一年間、休まなきゃ。それ以外ない。自分のやりたいことをしたりして……」とプロテスト終了後は長期の休養も視野に今後のゴルフ人生を考える。

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