【岡崎真の目】紀平、ぎこちなさなくなり演技点高評価

[ 2019年10月27日 04:00 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第2戦  スケートカナダ第1日 ( 2019年10月25日    カナダ・ケロウナ )

ステップでも場内の喝采を浴びた紀平(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 紀平は最初から最後まで落ち着いて滑っているように見えた。冒頭のトリプルアクセルは素晴らしかったし、他の要素も一つ一つ丁寧に演じていた。先月のオータムクラシックの時とは身のこなしが別人で、十分に練習してきたんだなということが見て取れた。前回のようなぎごちなさがなくなった分、演技点でも高い評価を得ることができた。

 ただ、昨年までとは違い、ロシア勢が4回転ジャンプを跳ぶようになった今季はSPでリードを奪っても安全圏とは言えないのが実情だ。もちろん紀平も4回転が跳べればそれに越したことはないが、4回転を投入することによってそこに集中力がかかりすぎ、プログラム全体の調和を乱してしまう恐れもある。紀平の方が上だった演技点はフリーでは2倍になるし、最大の武器のトリプルアクセルも2回跳べる。まずは今できることをしっかりとやること。その上でいつどこで4回転に挑戦するかが今季のポイントになりそうだ。 

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年10月27日のニュース