レメキ 先発14人変更のスコットランドにメラッ「相手をリスペクトしてない」

[ 2019年10月9日 05:30 ]

ラグビーW杯1次リーグA組   日本ースコットランド ( 2019年10月13日    日産ス )

屋外練習で流(右)と手押し相撲を行うレメキ(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 日本代表は8日、東京都内で1次リーグ最終のスコットランド戦(13日、日産ス)に向けた屋外練習を再開した。会見したWTBレメキ・ロマノラヴァ(30=ホンダ)は、9日のロシア戦(エコパ)でサモア戦から先発14人を変更したスコットランドを「ロシアをリスペクトしてない」と警告。自身初トライでの8強入りへ闘争心を燃やした。

 開幕から3試合連続先発中のお祭り男は冗舌だった。話題の矛先は、ロシア戦で先発15人中大量14人のメンバー変更に踏み切ったスコットランド。7日に発表されたメンバーでは、主力のSHレイドロー、FBホッグらは8人のリザーブにも入らなかった。中3日で迎える日本戦に照準を合わせたのは明らか。レメキの闘志に火が付いた。

 「ロシアをリスペクトしてない。ロシアは気持ちが強い。明日(9日)の試合負けたら、俺らとの試合は意味がない」

 総勝ち点5でA組3位のスコットランドにとって、ロシア戦は勝利と4トライ以上に与えられるボーナスポイント獲得が至上命令。だが、ふたを開ければ究極ともいえるターンオーバー制を採用。開幕戦で対戦し、フィジカル面の脅威を感じたレメキは、初勝利を目指すロシアの思いも代弁してみせた。

 もちろん、ベストコンディションのベストメンバーとの対戦は、武者震いする材料でもある。相手バックスについては「スキルが高い。コンタクトよりもフットワークを使う。9、10、15番はワールドクラス」とレイドロー、SOラッセル、ホッグを警戒。グレゴー・タウンゼンド監督は、伝統的なセットプレー主体のスタイルにボールを動かす戦術をミックスする。その主幹をなすのがバックス縦ラインの3人でもあり対戦を心待ちにした。

 3日のサモア戦のメンバー発表会見では、自らを所属するホンダの最高級スポーツカー「NSX」と称し、トライを宣言したレメキ。スピードとFW並みのパワーを兼ね備え、相手をなぎ倒す「パワーランナー」でもある。試合では全体2位のボールキャリー91メートルなどが評価されて「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」を獲得もトライはない。「子供と約束したトライは取れなかった。取りたかった」と明かしたが、WTB福岡のトライの場面ではインゴールまで10メートルでレメキがラストパス。4日後もフォアザチームの精神に変わりはない。

 台風19号の影響も心配されるが、「雨で試合がなくなったら(8強入りしても)あまり男らしくないから勝負したい。勝負しても絶対勝ちます」と宣言。てるてる坊主をぶら下げて、決戦の時を待つ。

 ◇レメキ・ロマノラヴァ 1989年1月20日生まれ、ニュージーランド・オークランド出身の30歳。ランコーン高から19歳で来日。キヤノン、マツダを経て14年ホンダ入り。同年に日本国籍を取得し、16年リオデジャネイロ五輪7人制代表。愛称は「マノ」。15人制では16年11月のアルゼンチン戦で代表デビュー。現14キャップ。1メートル77、92キロ。

続きを表示

この記事のフォト

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2019年10月9日のニュース