八村 名刺代わりのダンク!オープン戦初戦で「手応え」12点

[ 2019年10月9日 05:30 ]

オープン戦   ウィザーズ99―104ニックス ( 2019年10月7日 )

チームは敗れたものの、存在感を発揮した八村(右、AP)
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 米プロバスケットボールNBAウィザーズのドラフト1巡目新人の八村塁(21)が7日、本拠地で行われたニックスとのオープン戦初戦に先発し、12得点4リバウンドと活躍した。試合は99―104で敗れたが、21分10秒のプレーで存在感を発揮した。チームはオープン戦を5試合行い、23日にマーベリックスとのレギュラーシーズン初戦に臨む。

 名刺代わりの一撃を叩き込んだ。9点を追う第3クオーター(Q)残り10分3秒。八村がドリブルでゴール下に切れ込み、豪快なダンクを左手1本で決めた。7月に若手中心のサマーリーグに出場しているが、この試合が初の主力選手との対戦。ドラフト1巡目指名の名に恥じないプレーを見せ「一番の手応えはドライブからダンクを決めたところ。世界最高峰の身体能力の高い選手ばかりの中で、そういう力強いプレーができて、手応えがあった」と汗を拭った。

 先発メンバーとして、いの一番に名前を呼ばれ、力強くコートに踏み出した。開始から緊張を感じさせず、第1Q残り8分33秒にドリブルで相手のマークをずらしてジャンプシュートで初得点。第2Q残り2分8秒には3点シュートも沈めた。21分10秒の出場で12得点、2アシスト、4リバウンドを記録。フィールドゴール成功率50%、フリースロー成功率75%で「思い切ってできた。90%くらい、やることはやれた」と振り返った。

 日本代表のエースとして参加した今夏のW杯中国大会は5戦全敗で、出場32チーム中31位に沈んだ。八村は1次リーグ最終戦の米国戦で4得点と沈黙し、順位決定ラウンドを欠場。ウィザーズ合流後は連係面と戦術理解の向上に努めた。W杯で失いかけた自信を取り戻す一戦にもなり、「負けてしまったが、チームとしてもいいところは見せられたと思う」と、強調した。オープン戦は残り4試合。レギュラーシーズンでの爆発を予感させるパフォーマンスだった。

 ≪敵将「一流になる」≫八村と相対したニックスのランドルは「とてもいい選手。一生懸命プレーし、ゲーム感覚もいい」と評した。ニックスのフィズデール監督は、八村の母校ゴンザガ大と同じカンファレンスに属するサンディエゴ大出身で「相手でなければ応援したい選手。一流になると思う」と太鼓判を押した。

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