フェアリージャパン、東京五輪もメダル締め!最強王者ロシア討ち自信「抜かせる位置にはいる」

[ 2019年9月25日 05:30 ]

メダルを手に笑顔のフェアリージャパン
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 夢舞台のメダルラッシュは、フェアリージャパンが締めくくる。新体操の世界選手権で44年ぶりとなる団体総合の銀メダルで20年東京五輪出場を決めた日本代表が24日、成田空港で会見。杉本早裕吏(さゆり)主将(23=トヨタ自動車)は、「メダルの実感がなかったけど(会見で)首にかけて、やっとメダルを獲ったんだという気持ち」と笑みを浮かべた。

 五輪では実施されない種目別ではボールで金メダルを獲得し、フープ・クラブでも銀メダル。「自信につながるし、審判にアピールできた」。東京五輪の新体操団体総合は大会最終日の20年8月9日に行われる。他競技の結果次第では、日本選手団のラストメダルになる可能性もある。「一人一人が覚悟を持って、メダルを獲得する強い気持ちで迎えたい」と気合を入れた。

 五輪5連覇中で最大のライバル、ロシアには団体総合では敗れたが、種目別ボールで上回った。「差はないと感じた。抜かせる位置にはいる」。最高峰の舞台で世界の頂へ。そんなフェアリーテール(おとぎ話)は来夏、黄金の実話に変わる。

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2019年9月25日のニュース