伊調 去就について初言及「今後のことは何も決めていない」

[ 2019年9月25日 05:30 ]

伊調馨
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 レスリング女子で五輪を4連覇した伊調馨(35=ALSOK)が24日、東京五輪の出場が絶望的となって注目される自身の去就について、今月の世界選手権(カザフスタン)後初めて言及した。所属先を通じ、「現時点で私自身、今後のことは何も決めていませんが、選手・指導者としてレスリングがより魅力ある競技として発展していけるよう、今後とも力を尽くしていきたいと考えております。引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします」との声明を出した。

 伊調は57キロ級での五輪出場を目指していたが、川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)との世界選手権代表選考の争いに敗れた。川井梨は世界選手権で57キロ級を制し、五輪代表に内定。さらに妹で62キロ級3位の川井友香子(至学館大)も五輪代表に決定した。伊調は体格に合う階級での五輪出場の可能性が事実上消滅していた。

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2019年9月25日のニュース