豊昇龍 涙の勝ち越しで新十両昇進濃厚 叔父の元朝青龍“助言”が力に

[ 2019年9月21日 15:39 ]

大相撲秋場所14日目 ( 2019年9月21日    両国国技館 )

<大相撲秋場所14日目>豊昇龍は下手投げで彩を下す(撮影・長久保 豊)
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 第68代横綱・朝青龍のおいで、東幕下5枚目の豊昇龍(20=立浪部屋)が新十両昇進を濃厚にした。3勝3敗で迎えた7番相撲で東十両13枚目の彩(27=錣山部屋)と対戦。突っ張り合いから右四つに組み止め、右下手投げで転がし、勝ち越しを決めた。

 「ケガをして本当に自分の相撲ができなくなって。痛くても絶対出ますと親方に行って、それで勝ち越してうれしい。親方と兄弟子たち、関取に本当にありがとうございますと言いたい」。7日目の琴手計戦で左足親指を痛めながら土俵に上がり続けて結果を出し、思わず涙がこぼれた。

 東幕下2枚目だった7月の名古屋場所は3勝2敗から2連敗して新十両昇進のチャンスを逃した。「2回こういうところに来て、神様がくれた最後のチャンスと思った。下手を取った瞬間、俺のところだ、絶対勝つと思った」と渾身の投げを打った。

 元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏から場所中に連絡はなかったが、ツイッターで「考え過ぎ!!豊昇龍!!自分自信で相撲とる!!どうせ立会いが弱いんだから早くつかむ事が大事だ!」「戦うなら殺すつもりで行け!!出来ないならちゃんこ番やれ!!」などと奮起を促されていた。「あれもすごく気合を入れてくれた。そういうことを言ってくれたくれたことがない。言ってくれて感謝している」と叔父の言葉が力になっていた。

 初土俵から所要11場所。まずは最初の目標をクリアすることになる。「十両に行ったら、自分の相撲をちゃんと取れるような力士になりたい」。その先に見据えているのは偉大な叔父の姿だ。「叔父さんが行ったところまで行って、超えてみせたい」と壮大な目標を口にした。

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