日本ラグビー代表 W杯へ2枠の先発争う“PR9人サバイバル” ジョセフHC「吟味したい」

[ 2019年8月15日 05:30 ]

ラグビーPNC第1戦<日本代表・フィジー代表>スクラムを組むPR稲垣(右)
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 日本ラグビー協会は14日、18日からの北海道網走合宿に参加する日本代表メンバー41人を発表した。パシフィックネーションズ杯(PNC)では4人だったプロップは大量9人を選出。9月20日開幕のW杯日本大会のメンバー入りへ、先発2枠を巡るラストサバイバルが勃発した。

 左右で2人しかいないポジションに、一気に5人が加わった。前回W杯メンバーの稲垣を筆頭に、PNCで台頭した木津、三浦。さらに宮崎合宿で負傷離脱した具智元、中島が再び加入し、サンウルブズ中心に戦った山下も最終テストを受ける。

 網走合宿がW杯メンバーを決める最後の活動となる。「誰が一貫したプレーをできたか吟味したい」とジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)が言うように、現体制で貢献度の高い選手がふるいにかけられる。PNCを全勝で制し、世界ランクで最高タイの9位に浮上。日本のさらなる伸びしろが、フロントローの充実だ。そのサバイバルが激しさを増すほど、ジャパンは強くなる。

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2019年8月15日のニュース