野中生萌がリード準決勝を棄権、故障の肩回復優先で

[ 2019年8月15日 10:27 ]

スポーツクライミング世界選手権第5日 ( 2019年8月15日    エスフォルタアリーナ八王子 )

野中生萌
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 今季の複合ジャパンカップ女王の野中生萌(22=XFLAG)が、女子リードの準決勝を棄権した。

 昨年、右肩を痛めて今春には左肩も負傷。両肩に不安を抱えて臨んだ今大会で、13日のボルダリング決勝で左肩をさらに痛めた。14日のリード予選後、準決勝について「エントリーするか考えている」と棄権を示唆。この日、野中サイドは「複合出場に向け肩の回復を優先するため」と棄権理由を説明した。

 複合で争う20年東京五輪出場権は、20日の複合決勝で7位以内&日本人最上位で決定。18日の予選はボルダリング、リード、スピードの3種目をこなした選手のそれぞれの順位を掛け合わせたポイントの少ない20人が出場するため、野中は17日のスピード予選は出場する方向だ。

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