バレー女子、台湾を圧倒 同郷・渋野に刺激受けた石井が大活躍

[ 2019年8月11日 05:30 ]

日本―台湾 第1セット、スパイクを決める石井
Photo By 共同

 バレーボール女子の国際親善試合第1戦は10日、埼玉・深谷ビッグタートルで行われ、世界ランク6位の日本は同33位の台湾を3―0で圧倒した。日本は第1セットを7連続得点を含む25―10で先取すると、その後も攻撃の手を緩めず第2セットを25―13、第3セットも25―17で完勝。石井優希(28=久光製薬)が両チーム最多となる16点を挙げる活躍で台湾にチャンスを与えなかった。

 リオデジャネイロ五輪代表の石井がサーブにスパイクにと八面六臂(ろっぴ)の活躍でW杯(9月14日開幕、日本)に弾みを付けた。格下相手ではあったが「時間がないので、アピールしていきたい」と胸を張った。同じ岡山県出身でゴルフの全英女子オープンを制した渋野日向子に刺激を受けた。「自分も世界トップになりたいと思うので(20歳に)負けずに頑張りたい」と約1カ月後に迫ったW杯を見据えた。全日本では屈託のない笑顔がトレードマークの28歳。「期待を裏切らないプレーをしたい」と“スマイル・スパイカー”として活躍を誓った。

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2019年8月11日のニュース