全日本女王・坂本まさか…2回のジャンプ失敗「練習で出たミスがそのまま出た」

[ 2019年8月11日 15:26 ]

フィギュアスケート・げんさんサマーカップ ( 2019年8月11日    大津市・滋賀県立アイスアリーナ )

<げんさんサマーカップ2019> シニア女子SP、赤い衣装を身に纏い演技をする坂本花織 (撮影・後藤 大輝)  
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 女子ショートプログラム(SP)があり、昨季の全日本選手権女王・坂本花織(19=シスメックス)は2本のジャンプ失敗があり、58・62点と出遅れた。3回転フリップ―3回転トーループの後者の着氷でバランスを崩し、得意とする3回転ループは転倒した。

 演技後はがっくりと肩を落とした。

 「練習で出ていたミスがそのまま試合で出た。なんとも言えないです。ループのミスは予期せぬ失敗。練習以上のものはできないんだなと思った」

 動きが激しい新プログラム「ノールーツ」はアイスショーで滑っていたが、「アイスショーはリンクが小さいし、スピードがぶっ飛ばせない。調整できるからアイスショーではできる」と、試合との違いを改めて口にした。12日のフリーでは、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を見送る方針だ。

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