神戸製鋼、トップリーグ杯で初優勝 WTB山下楽が3トライで貢献

[ 2019年8月11日 05:30 ]

ラグビー トップリーグ杯 ( 2019年8月10日    花園ラグビー場 )

優勝を喜ぶ神戸製鋼フィフティーン
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 ラグビー・トップリーグ杯決勝が10日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場であり、神戸製鋼が43―7でクボタに圧勝し、初優勝をした。WTB山下楽平(27)が3トライを決めて貢献した。

 神戸製鋼の攻撃は分かっていても止められない。FWが細かいパスで崩して外へ展開。十八番の形に、クボタのルディケHCは「どうプレーをしてくるか分かっていたけど」とお手上げ。そこにSOパーカーの裏へのキックが加わり、さらに的を絞らせなかった。7トライの圧勝だった。

 「メンバーが違っても、神戸のラグビーを全員が追求したからこの結果になった」

 3トライのWTB山下楽は“全員力”を強調した。15季ぶり日本一の昨季以上のチームを目指し、今大会は尿検査での水分チェックを導入。不足気味の選手は試合2日前から積極的に水分を摂取した。足をつる選手が減り、夏場の戦いを制する要因になった。

 故障中のSOカーターら、主力を欠く中での栄冠。1月開幕のリーグ戦でさらに強くなる。

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2019年8月11日のニュース