「はりひなペア」快勝発進で予選突破 張本「早田さんが引っ張ってくれる」

[ 2019年6月13日 19:14 ]

張本智和
Photo By スポニチ

 卓球の荻村杯ジャパンオープン第2日は13日、北海道・北海きたえーるで各種目の予選が行われ、男子シングルスで2連覇を狙う張本智和(15=木下グループ)が混合ダブルス予選に登場。国内初お披露目となった早田ひな(18=日本生命)との「はりひなペア」でプエルトリコペアに3―0とストレート発進した。張本は大会初戦とあってミスも散見されたが「早田さんは女子ダブルスに強い。試合中に迷ったとき早田さんが引っ張ってくれる」と手応えを口にした。

 混合ダブルスで予選突破したことで、張本は男子シングルスとともに2種目で頂点を狙える準備が整った。前週に行われた香港オープン男子シングルスでは世界ランク2位の林高遠(中国)に敗れて準優勝。今大会は勝ち上がれば準決勝で林高遠との再戦が予想されるだけに「まずは8強が大前提。準決勝では林高遠選手にリベンジしたい。去年は優勝したけど、今年はまた違う。日本の大会で優勝することに意味がある。しっかり準備して頑張りたい」と本戦を見据えていた。

 初めてという北海道にモチベーションも高まっている。Tリーグの北海道大会ではインフルエンザで欠場。今回、特にホテルで提供される寿司がお気に入りだといい「サーモンと甘エビが美味しい」と上機嫌。ハードスケジュールの中でも海鮮パワーを味方に、ワールドツアー3連戦を有終の美で締めくくる。

続きを表示

2019年6月13日のニュース