松山 難コース警戒、不振パット改造 13日開幕全米OP

[ 2019年6月13日 05:00 ]

明るい表情で練習ラウンドする松山(右)
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 男子ゴルフの海外メジャー今季第3戦、全米オープンは13日から4日間、米カリフォルニア州のペブルビーチGLで行われる。世界ランク29位・松山英樹(27=LEXUS)は日本地区予選から補欠で出場権を手にしたC・キム(29=米国)らとイン9ホールを視察。日本人男子初の海外メジャー制覇へ時折、笑顔を見せながらリラックスムードでの調整を進めている。

 モントレー湾の絶景を背にした開幕前恒例の火曜日の取材対応。シャイな松山が珍しく報道陣を制して自分から口火を切った。

 「コースの印象ですよね、まずは。まあ、難しいですね。狭いですし、グリーンがちっちゃいですからね」

 難コースを警戒する厳しい言葉が並んだが、表情は和やか。さらに「景色は最高です。最初に言っておきます」と続け、報道陣の笑いを誘った。左に海が広がる18番ではマネジャーらチーム松山の面々と笑顔で記念撮影する場面もあった。

 17年の全米オープンでメジャー自己最高の2位に食い込み、世界ランクも自己最高の2位に浮上した。世界の頂点に手が届く位置まで自らを磨き上げたはずだったのに、そこから2年で世界ランクは29位まで下降。松山らしい屈託のない笑顔のシーンも少なくなっていた。数字で見る不振の要因は平均パット部門18位から121位まで落ち込んだパッティング。しかし、今、松山はこのグリーン上の難題に強い信念を持って立ち向かっている。

 ドライバーショットと見まがうほど、広く取っていたスタンスを肩幅に変更。その効果については「気分です」と2度繰り返してけむに巻いたものの、「今はいい方向に向かっていると信じてるんで」と真剣な表情で話した。

 この大会が26試合連続28度目のメジャー。「(大会参加)150人くらいですかね。その(150分の)1%はあるはずなんで。それを目指して頑張りたい」。決意のパッティング改造で悲願のメジャー初優勝への扉を開く。

 ▽ペブルビーチ・ゴルフリンクス 1919年に開場した世界有数のパブリックコース。カリフォルニア州モントレー湾を臨む絶景が世界のゴルファーを魅了してきた。過去、全米オープンは5度開催され、ニクラウス、ワトソン、カイトらレジェンドが優勝を飾っている。6番からの3ホールは特に有名。

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